ほんまかさん流LRGBを試す
ほんまかさんがブログで公開されている「R64フィルターを使用したデジタル星野写真」を試してみました。ただしR64は持っていないのでHαでやりました。やり方はほんまかさんのブログをご覧ください。
左がHα画像、真ん中がノーフィルターで撮った画像、この2枚を使って右のLRGB画像を作ります。
共通データー
EOS KissX2 cooled +EF35mmF2
HαはISO1600 F2.5 8分×4枚、ノーフィルターはISO800 F2.8 8分×4枚
左がノーフィルター画像を頑張って処理したものです。星雲はうっすらと写っていますが、これ以上は厳しい。ノーフィルターとHα画像からL画像を作成し、LRGB合成したのが右の画像です。バーナードループがくっきりでました。しかし、処理していて気づいたのが、赤い星雲が小豆色になります。
ほんまかさんの1月22日の記事にこういう記述がありました。
この手法ですが、R64の比率が多くなるにつれ、星が小さくなり、輝度も彩度もおち、星が奥にひっこみ、星雲が浮き出してきます。星雲写真ならこれでもいいのでしょうが、星を重視する星野写真としてはちょっと、という感じです。(引用ここまで)
そこでHα画像1枚の時と4枚コンポジットした画像の星雲の色はどうちがうのか試しました。
左が4枚、右が1枚。たしかに4枚は薄くなっているみたい。オリオンでしか試していないでこの程度しか言えませんが、使えるようになると、「V3フィルターを使うと夏の天の川が赤くなるからどうしよう」という問題を解決できるかもしれません。
☆今後の課題
ノーフィルター画像とHα画像のコンポジット枚数の検討
おまけ
ノーフィルター画像をRGBに分解して、RをHα画像に置き換え合成しました。
強烈にまっかっか。
あと、C11によるオフアキも1週間前に試してみました。結果は惨敗でした。
カメラ側はピントがくるのですが、ガイド側が内ピンになります。知人と一緒にいってたので、その人のMeadeのオフアキを試したり、レデューサーを外してF10でとかやってみましたが、全て駄目でした。セレストロンの純正レデューサーとオフアキならいけるのか・・・?けど国内で買うと高いので手が出せません かと言って英語はできないし。