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2007年9月

2007年9月22日 (土)

早撮り

C

小さいサイズではわかりづらいかもしれませんが、カノープスです。

夜明けには早くもカノープスが見える時期になりました。今年は9月19日に見ることができました。これは私の中で、今まででもっとも早い記録です。カノープスに続く橋みたいな感じで撮ろうと思ったのですが、イマイチでした。

D

オリオンも撮ってみました。今回は処理が上手くいかず、バックの色が黄色っぽくなってしまいました。色むら?みたいな物もできてしまい、V3フィルターの取り付けが傾いていたのではないかと考えています。

☆☆おまけ☆☆

A   

撮影した画像を見て、 「おおっ、尾がある」と言ってしまいました。ヘールボップから10年、そろそろ北半球から見える大彗星があらわれないかなぁ。1月のマックノート彗星は、進行方向が逆だったら、すばらしい彗星として北半球から見えただろうな・・・ と思ってしまいます。

2007年9月 9日 (日)

LPS-V3-FF

天文ガイド9月号の最優秀作品「大マゼラン雲」の入選者の声のコーナーを読んでいると、「空の良いところでV3フィルターを装着して使うと、淡い星雲をコントラスト良く撮影できる・・・」なることを書いてある。ちょっと気になってたので、購入してみました。

P1020838

正面からみると、まるで鏡のようです。ほんと光を通すのかなと思いました。

昨夜はボーグ77F4で撮る予定でしたが、撮影後すぐ薄雲に覆われてオートガイドできない状態。ボーグ77での撮影を諦めて、V3のテストをすることにしました。薄雲の襲来が多いので露出を短めにしたくEF100mmF2をつけて撮りました。今回の対象は白鳥座尾部。鏡のようなフィルター。構図が合わせれるのかなと思いましたが、明るい星はカメラのファインダーでも十分見えてました。

Swan1_2 Swan

100mmF2→2.2+EOS KISSDX改+LPS-V3 4分×4,7分×4 計44分

どちらも同じ画像です。薄雲が通過したので、星がにじんでいます。下の画像は上の画像にデジタル現像を加え、少々きつめの処理をしたものです。私は上のやや控えめな画像が好きなのですが、知り合いの星仲間に聞くと下の方がいいと。どちらがいいのでしょうか?好みによるのかな?

ちなみに下の画像はV3を購入する前の先月撮ったものです。こちらも処理は控えめかも。

Cygnus

この画像を比べると、V3フィルターは結構効果があるのではないでしょうか。

昨日は薄雲が頻繁に通過するような空だったので最長7分しか開けませんでしたが、ヒストグラムを見る限り、まだまだ露出かけれそうです。

2007年9月 2日 (日)

Li実験

本日、内之浦より宇宙花火たる実験がありました。

こりゃ、宇宙花火を見に行かないと行けない!

「開聞岳と宇宙花火」たる題で ムフフフ・・・っと思って

昨夜計算した位置に行ったら見事に雲だらけ。

打ち上げまであと50分。雲がドクのを待つか、晴れてそうな自宅の方へ戻るか・・・

見れないと意味が無い ということで晴れてそうな自宅の方へ逆戻り。

自宅までたどり着けないと判断し、途中で東に雲が少なく開けた場所を探して

ビデオとカメラとGHS時計をセット開始。この時、打ち上げ10分前。

ひぇ~ と思いながら1分前にカメラもビデオもセット完了。録画開始!

ただし、GHS時計とTiViを同期させることができなかったorz

余裕が無かった (TT)

そして撮れたのが以下の写真です (;´Д`)

192613_4s

リチウム放出開始 19:26’13秒 4秒露出

192651_7s

第2回リチウム放出 19:26’51から7秒露出

機材はどちらも nikon35mmF2.8+キャノンEOS KISSDX改(ISO1600)

肉眼でも赤くもわーっとしたのが結構長く見えました。

薄くなって見えなくなるまで10分ほどだったかと。

北大のシュミレーションでは横方向に60度ほど広がる様な感じでしたが、

それほど広がりませんでした。(degreeという単語が“度”と言う意味なら)

ビデオはWATECのWAT-100Nに6mmのレンズをつけて狙いました。

赤外カットがないのでかなり明るく輝いてました。

P1020814