« 初薔薇 | メイン | 平日ですが撮影 »

2011年1月22日 (土)

HTV2

HⅡB2号機の打ち上げを見に行ってきました。目指すは九州本土最南端の南大隅町佐多。

今回は土曜日と重なったので種子島に行こうかと悩んだのですが、今回は金銭的に断念。

Cimg0345

今回は俯瞰気味に撮りたいと思ったので山の方へ。

峠に近づくと、正月の雪がまだ残っています。Cimg0347

峠を越えてすぐに種子島が見えるところがあったのですが、道が狭く、先客がいたので断念。峠から10分ほど下ったところに種子島が見える所を運良く見つけることができました。天気は快晴。若干もやがありますが、種子島はわかります。

Cimg0348

打ち上げ1時間前設置完了。

今回の機材は、デジカメ4台。うち2台は動画用。BORG76EDにEOS7Dをつけると後ろが重すぎて・・・ リストバンドを対物レンズの所に巻き付けてなんとかバランスがとれました。

ドコモのエリアぎりぎりらしく、メールが送れたり、送れなかったりで、通話はなんどかけても無理でした。たまご屋さんが何度も電話されているのがメールで送られてきますが、どうすることもできず。iモードもほぼ見れず情報がほとんど入手できないほど僻地でした。



30分前に地元のおじさんがやってきた。挨拶を交わし、打ち上げを待つ。

だんだんと打ち上げ時刻が迫り、動画スタート、カメラにも電源を入れ、さいごの露出調整。



14時37分58秒リフトオフのはず。標高もあるのでリフトオフして15秒ぐらいで見える予想だったのだが、いっこうに見えず。となりでおっちゃんが「延期だ延期」といっている。20秒ぐらいして雲の上にポコっと明るい光が見え、ぐんぐん速度をあげて上昇。

Img_8432

EOS40D 18mm 画面左側の山と海が交わるところあたりに、よく見ると種子島があるのがわかります。

Img_0748

大隅海峡をゆく貨物船でピントは丁寧に合わせたつもりだったのですが、少しピンぼけになりました。

Img_0762

補助ロケットブースターの切り離しもBORGで見るとよく分かりました。

今回の撮影で思ったこと。。。

昼間の打ち上げは、迫力がある種子島で撮った方がいい。夜間の打ち上げは種子島から離れた方がきれいに写せる。

コメント

ロケットがグングン上昇する様子が迫力たっぷりですね。
動画にはエンジン音も記録されてたりして・・・。裏山氏です(^^

ここからだと、南の星々も良く見えそうですね。

ポンコツじじいさん。こんばんは。
>ここからだと、南の星々も良く見えそうですね。
するどいですね。今回は南十字を狙うときの場所探しも兼ねていました。
標高を稼げばβ星も写るのではないかという考えです。
標高700mの場所と今回の場所(500m)の2箇所で、南が開けている場所を見つけられました。ただ、どちらも北極星が見えそうにありません。

さすがに佐多からなら500㎜くらいでも機体まで写りますね~。
こちらからは煙が見えてるだけでした・・・
こちらから狙うには夜間のほうが面白いですね。

たまご屋さん、おはようございます。
今回は午後の打ち上げで、種子島で撮ると順光で撮影できるので是非行きたかったのですが、ナビを買い換えたりいろいろ買ったため断念しました。
遠くから見る場合は夜間、もしくは薄明中の方がきれいに見えますね。

うひょ~、迫力満点ですね。

なんか器材の付け方がかなりマニアックですが、見るからに「相当のやり手」っと言う感がします。さすが、HⅡロケット撮影のベテランですね。それと普通の三脚を使わずHF経緯台を使うあたりは、かなりの場数を踏まないと思いつかないのではないでしょうか。

カムイミンダラさん、こんにちは。
レスが遅くなってすいません。
動きが速い対象ですから、カメラ三脚よりはHF経緯台の方が追尾が楽です。しかしバランスが重要です。
この日は慌てていたのか,機材の選定に失敗ました。
EOS7は重いって分かっているのに、なんでフロントヘリコイド仕様にしなかったんだろう・・・と思っています。

コメントを投稿